雛人形 ひなにんぎょう

雛人形を飾る事で降りかかる厄を払い子供の健康と幸せを願い、人形を通して家族の絆を深める。雛祭にはそんな意味があります。日本の雛祭のはじまりははっきりしていませんが、もともとは、紙の人形で体を撫でて、それを川に流すことで災厄祓いを願う「流し雛」が始まりといわれています。流し雛は源氏物語の中でも描かれており、平安の時代に広く親しまれた儀式でした。やがてこの行事が宮中の「ひいな遊び」へと発展し、雛祭りへと変わっていきます。江戸時代後期には女の子の「人形遊び」と「節句の儀式」が結びつき、全国的に雛人形が飾られ始めました。特に江戸時代の人形師・原舟月が男雛には束帯、女雛には十二単を着せて宮中を表しました。それに付随して三人官女、五人囃子などいろいろな人形を飾られるようになり、現在の形になりました。

一刀彫の雛人形は細やかな繊細さと、豪胆な彫りが同居する伝統工芸として長らく日本中の人々から愛されてきました。
大和の風土の中で育まれた一刀彫の雛人形は、子供達の記憶に残り、いつまでも大切にしたい一生の宝物になるでしょう。



段飾雛

コンパクトながらも手作りのあたたかさは本物。小さくても作りこまれた存在感が見る人の心をひきつけます。一体一体どこか個性を感じさせる顔立ちは一刀彫ならではの勢いを感じさせます。
きちんと5段揃っており、雛祭りの世界を十分に堪能することが出来ます。また、下の段に人形やお飾りを全てしまうことができ、収納にも大変に便利です。

立雛 たちびな

立雛は、一刀彫らしいダイナミックな造形と精緻な色使いが特長です。面を強調した勇壮さはまさに一刀彫ならでは。どっしりとした安定感と、すくっと真っ直ぐに立つ力強い姿は子供達の健康を約束してくれそうです。飾り物としても季節を問わず置いていただけます。



内裏雛 だいりびな

お内裏さまが主役の台付きの作品です。コンパクトで場所をとらず、贈り物にもぴったり。柔らかなお顔立ちも特徴で、仲の良い可愛らしい雰囲気がほほえましいです。飾り物としても季節を問わず置いていただけます。

親王雛 しんのうびな

力強い造形はまさに一刀彫。
ふくよかで幸せそうなお顔立ちは子供たちの成長を見守ってくれるようです。大胆な鑿(のみ)の跡をそのまま残すことで一刀彫のもつ勇壮さを表しています。